ヤジにサイン盗み…コロナ応援スタイルに従えない人は一発退場!

タグ: , 2020/7/24

 せっかく観客が戻ってきたプロ野球で、「声」のトラブルが相次いでいる。新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染リスクから、鳴り物や声援が禁止となっている静かな球場で、じっと我慢していられないファンがいる。

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 18日楽天-西武戦(楽天生命パーク)で、観客席から「インコース」と西武捕手の森が構えた配球を教えるかのような大声が響いた。たまらず、試合途中に西武辻監督が両腕でバツ印をつくりながら球審に抗議。「お静かに観戦をお願いします」と異例のアナウンスが響いた。

 辻監督は「鳴り物もない中で、声を出したらバッターに聞こえるからね。サイン盗みと同じ。これから問題になってくると思う」。仙台で行われた楽天のホーム試合で観客の9割以上を楽天カラーが占めていただけに、「サイン盗み」というパワーワードを引用して苦言を呈した。

 対策を協議した楽天は球場内の警備、注意喚起の強化に加え「そのような行為をしたお客様を退場させる」(球団幹部)と翌日に発表。観戦マナーを守ることができない悪質なファンには〝レッドカード〟の厳罰を決めた。

 また14日には、甲子園で大声を出した観客が注意される場面もあった。阪神-ヤクルト戦の3回、ヤクルト青木の打席で一塁側席から「はよ構えろや!」のヤジ。別の場面では「アホか」の声も飛ぶ。さらに8回、三塁側席からの大声が気になった阪神・岩崎が2球目を投げる前にタイムを要求。球審が静かにするよう観客席に向かって注意した。





 無観客試合でも、ハプニングはあった。6月21日ヤクルト-中日戦(神宮)で、実況・解説者の配球の読みや捕手の位置を伝える声が、グラウンド上の選手に聞こえると問題視された。有観客となっても上限5000人の小規模だけに、昨年までならかき消されるような「声」がクローズアップされ、試合を妨げる弊害となっている。

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