感染者続出 オフシーズンの野球界にも猛威を振るう新型コロナウイルス

タグ: , 2021/1/8

 また6日には阪神がベテランの岩田稔投手の感染を発表。5日に行った球団内の定期検査で陽性反応を示したという。鼻づまりの症状はあるものの発熱はないというが、1型糖尿病という持病を持つだけに、今後が心配される。

 定期検査では日本ハム育成ドラフト2位の新人・斉藤伸治投手が2日に、入寮前のPCR検査で陽性判定された。無症状で自宅療養を続け、新人合同自主トレへの合流時期は未定という。

 世界的に第3波の勢いは強く、海の向こうでも。広島は7日、ドミニカ共和国へ帰国中だったヘロニモ・フランスア投手が、出国前にPCR検査で陽性反応を示した。やはり症状はなく自宅療養を続けるというが、今後3度以上は定期的にPCR検査を行い、全て陰性と確認してから再来日するという。ある程度の日にちを置きながらの検査になるため、調整の遅れが懸念される。

 7日には都内だけで2400人以上の新たな感染者が出た。感染爆発の予兆を感じさせ、球界にもその猛威が降りかかった格好に。昨季は開幕前とシーズン中盤の阪神、終盤のロッテなど、一部で集団感染はあったが、ペナントレースを止めることなく何とかシーズンを完走することができた。だが、一冬を経てウイルスの猛威は収まるどころか、明らかに増してきている。

 プロ野球は3月26日に開幕し、全143試合を行う予定。夏場には東京五輪のための3週間の中断を挟み、変則日程を余儀なくされる。今季も試合を止めることなく、最後までシーズンを終えられる保証は全くない。年明け早々に選手の感染者が相次ぎ、これまで以上に厳しい感染対策を求める声は強まってきそうだ。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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