野村克也さんの「お別れの会」と「追悼試合」が新型コロナウイルス感染拡大の余波で延期に・・・
高木守道さんの追悼試合も延期に・・・
野村さんだけではない。中日は2月29日の広島戦(ナゴヤドーム)と3月4日の西武戦(岐阜)で予定していた高木守道さんの追悼試合の延期を決めた。高木さんは1月17日に急性心不全のため、78歳で死去した。追悼試合では監督、コーチ、選手が胸番号「88」、背番号「1」でプレーする予定だった。「88」は2度目の監督時、「1」は現役時代に高木さんが背負っていた。3月2日に名古屋試合で予定されていた高木さんのお別れの会も延期されることが決まった。
プロ野球界では、各種イベントを執り行う際には、本筋であるペナントレースや日本シリーズの邪魔をしないという不文律がある。野村さんのお別れの会が設定された3月16日は、前日15日まででオープン戦が終わり、3月20日のセ・パ同時開幕までにも時間がある。いわば球界のエアポケットのような1日で、そんな事情が日取りに大きく影響していた。しかし、それらの配慮を吹き飛ばしてしまった新型コロナウイルスの感染拡大余波。果たして3月20日のペナント開幕という球界の聖域は守られるのか。収束の気配はまだ見られておらず、特効薬もない今、ただ祈って推移を見守ることしかできない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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