ヤンキース・田中将大が新たな「ミスター・オクトーバー」!?過去にPSのMVPに輝いた2人の日本人とは?

タグ: , 2019/10/16

過去に日本人でシリーズMVPを受賞した2人は?

 一人目がヤンキースの松井秀喜。2009年のワールドシリーズでは3本塁打8打点、打率・615という大活躍でチームを2000年以来の頂点に導き、MVPを授賞した。特に優勝を決めた第6戦は2ラン含む1試合6打点という大暴れ。当時は左膝の状況が悪く、ナ・リーグ本拠でDHが使えない敵地で行われた第3~5戦は代打起用ながら、文句なしの受賞だった。

 このワールドシリーズは第4戦以降は11月に行われた。決着した第6戦は11月4日。メジャーのポストシーズンは通常10月に全日程を消化していたが、日程がずれ込んでいた。かつてワールドシリーズで3打席連続本塁打したレジー・ジャクソンを筆頭に、ポストシーズンで活躍する選手を「ミスター・オクトーバー」と呼ぶが、松井のこの活躍は「ミスター・ノーベンバー」と語られた。

 続いたのが巨人時代の後輩・上原浩治だった。レッドソックス時代の2013年にア・リーグ優勝決定シリーズ決定戦。タイガースとのシリーズで6試合中5試合に投げ、1勝3セーブを挙げて失点は一つもなかった。1イニング以上を投げる回またぎの登板も2つあった。

 松井、上原という先達に続けるか。次の舞台は今シーズン、ビジターでの防御率6・05に対して、防御率3・10と得意のホーム・ヤンキースタジアム。快投が今から待ち遠しい。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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