箱根へ届け「大志田監督、藤原監督、優勝しました!」駅伝ファン歓喜
ホンダ6区区間賞の中山は、箱根の「落ちこぼれ」だった。高校まで実績がなく、中央大時代はタイムが遅すぎて当初、入部を認めてもらえなかった。必死の努力が実り、4年時には箱根1区を任されて区間2位を走るまでになった。
ホンダの最終7区で区間賞をマークし、ゴールテープを切った土方(ひじかた)英和(24)は国学院大の元主将。浦野雄平(富士通)とWエースとして同大を箱根過去最高の19年3位にけん引している。
注目度が箱根と比べて低く、箱根の前座と揶揄(やゆ)されることもある「ニューイヤー駅伝」だが、往年の箱根ランナーが躍動する姿は、駅伝ファンにはたまらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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