PS進出が絶望的で「ボロボロ」 “歴史的不振”で借金生活のヤンキースに非難の嵐「彼らには助けが必要だ」
今オフのFA市場での目玉となるのは必至の大谷。その契約規模は大きな話題となる。(C)Getty Images
メジャーリーグのレギュラーシーズンも半分以上が消化。ポストシーズン進出を巡る争いも日々熾烈を極めている。無論、過酷なレースから脱落する球団も出てきているのだが、いま、名門ヤンキースが土俵際に追い込まれている。
【動画】大谷翔平、球種を読まれたか…ヤンキースのジャッジに完璧なホームランを打たれたシーンの映像
ポストシーズン進出に赤信号が灯っている。現地8月16日のブレーブス戦で2試合連続の完封負け(0-2)を喫したヤンキースは、今季通算60勝61敗と借金生活に突入。東地区ではなんと最下位に落ち、ワイルドカード争いでもプレーオフ圏内から6.5ゲーム差もつけられている。
120試合を超えた時点で負け越したのは、ストライキの影響により短縮シーズンとなった1995年の9月5日以来。仮にシーズンを負け越して終わるようであれば、1992年から続いている30年連続の勝ち越し記録(歴代2位)もついに止まる。42試合も残されてはいるが、浮上の兆しは見えていない。
米データサイト『Fan Graphs』が算出するポストシーズン進出確率も「2.3%」にまで低下。ほぼ可能性はゼロに近い。そんなヤンキースは、当然ながら手厳しい地元メディアからの逆風に晒されている。
1 2