矢野阪神もたどる道? 怪文書、謎の女性幹部・・・09年のロッテに起きたこと
キャンプイン前に異例の「今季限りの退任」を表明した矢野阪神に波紋が広がっている。
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矢野監督自身は「賛否両論あることも想像して、それでも伝えさせてもらった。逆に発表できたことで、よりやり切ったと思える1日を過ごせた」とご満悦だが、退任にまつわるコメントなどを聞かれる選手からしたらたまったものではないだろう。
「監督の退任発言をどう思うかと聞かれても選手にとっては答えようがない問題。何より本来なら野球だけにじっくり集中するシーズンにおいて、このような負荷を選手にかけること事態が指揮官としてはどうなのかという疑問の声も上がっています」(放送関係者)
早くも士気を高めるどころか、ダダ下がりさせているというのだ。
そして過去を振り返れば、シーズン前に指揮官の退任発表を行っていた事例としては09年のロッテがある。前年の08年に残り1年の契約延長をめぐって、バレンタイン監督と球団フロントが対立。08年12月に翌年の成績に関わらず、10年以降の契約を結ばないことがバレンタイン監督に通告された。
そして迎えた09年、ロッテは未曾有の大混乱に陥った。
「まずキャンプに謎の女性幹部が現れました。この女性は当時の重光オーナー代行と昵懇で、チームを意のままにしようとしたことで様々な波紋を巻き起こしました」(メディア関係者)
バレンタイン監督の退任をスムーズに進めようと本社サイドが送り込んだ人選だったが、逆に選手サイドからも反発を食うなど、チーム内の風通しの悪さにつながっていく。