衝撃のヒザ蹴りは「覚えてない」 井上戦を狙うボールがドヘニーへの“暴挙のワケ”を告白「あいつは大げさに倒れた。完全な演技だ」
「正直言って、あの瞬間、何が起きていたかは覚えていないんだ。たぶんやるべきじゃなかったけど、まぁこういうこともあるさ」
時折、白い歯を見せながら、自身の行為を振り返るボールは「でも、あいつ(ドヘニー)は大げさに倒れてたよ。完全な演技だね」とも指摘。ドヘニーの振る舞いがオーバーリアクションであったとした上で、こう続けている。
「もうしないよ(笑)。ポイントを減点されたり、下手をすれば、失格になっていてもおかしくはなかったと思うからね。あのヒザ蹴りで減点されていた可能性はあったと思うよ。でも、まぁもう過去のことさ。今さら気にしても仕方ないでしょ。大事なのは、地元で良いパフォーマンスをして、ベルトを守ったこと。それだけで俺は十分だよ」
最後まで悪びれる様子はなく淡々と言葉を紡いだボール。年内に想定されているボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)のフェザー級転向初戦の最有力候補ともされる男だが、その表情に反省の色は見られなかった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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