カギを握る”捕手対決”の焦点やキーマンは?松田宣浩氏が阪神、オリックスの日本Sを展望!過去対戦時の秘話も「様子を探られて嫌だった」

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松田氏は過去の経験などをもとに両捕手の特長を語った(C)CoCoKARAnext

 10月28日からいよいよ2023年の日本シリーズが開幕する。セ・リーグが阪神、パ・リーグがオリックスと、それぞれレギュラーシーズンの王者による顔合わせであり、59年ぶりに「関西ダービー」が行われることで、カード決定直後よりファンの期待も高まり続けている。

 ペナントレースでは両チームとも、2位以下を大きく引き離してのリーグ制覇を達成し、クライマックスシリーズ(CS)でもその勢いのまま阪神は広島を、オリックスはロッテを退けた。それぞれがシーズン同様の戦い方を展開し、CSでもチームの持ち味を発揮した。





 独走状態でリーグを制したこともあり、例年以上にハイレベルな攻防が予想されるなど見どころの多い今回の日本シリーズ。両チームのキーマンなどについて、ソフトバンク、巨人でプレーし1832安打、301本塁打を記録、今季限りで18年間の現役生活を終えた松田宣浩氏に展望してもらった。

 両チームの打線のポイントとなる打者について松田氏は、阪神では近本光司、中野拓夢の1・2番コンビ、オリックスでは森友哉の名前を挙げた。

 松田氏は「近本選手、中野選手の2人に関しては打線の先頭としてチャンスメークはもちろん、坂本選手、木浪選手などの下位打線が出塁し、得点圏にランナーを置いた状況で打席が回ってくることも多いです。ランナーを還すバッティングなどでも長けている2人なので、近本選手と中野選手の出来がカギを握っていると思います」として、両プレーヤーのシチュエーションに応じたバッティングが重要であると語った。

 また、森については「日本一になりたいという気持ちを強く持っていると思うし、キャッチャーでもライトでもDHでもどこでも出場すると思います。CS最終戦でロッテの種市選手からホームランを打っていますよね。日本シリーズ前、直近の試合でホームランを打っているということは非常に大きいと思います」と説明しており、大一番への精神面に加え、CSでのパフォーマンスにより好調を維持できていると分析。

 さらに、守備面での質問として、「扇の要」となる捕手について、それぞれのリード面を含めた特徴などにも触れた。

 今季後半から正捕手をつとめた阪神の坂本誠志郎を「インコースの使い方が上手い」と評しており、「シーズン中も、外角への投球から、インコースを1球見せたかと思いきや、その後も2球、3球と内角を突いてくる。決して外角一辺倒ではなく、また投手の右左などにも関わらず、とにかくインコースの使い方が上手なキャッチャーですね」と印象を語った。

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