「気持ちが木浪に乗り移った」松田宣浩氏がセ・リーグファイナルステージ第2戦を解説!阪神劇的サヨナラ勝利も「両軍とも投手中心の好ゲームだった」

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 松田氏は「甲子園が舞台となる今回のファイナルステージは、ゲームによっては投手戦がみられることも予想されていましたが、この試合はまさに拮抗した試合になりました」と印象を述べており、「伊藤、大瀬良の両先発の内容も良く、短期決戦らしい白熱した投手を中心とした守りの試合が展開されました」として、試合内容を評している。

 また、この日も広島が先制し、阪神が追いつき勝ち越すという、前日と同じ流れとなったことで「阪神はこの試合でも得点を先に奪われても動じず、要所を抑え広島を勢いに乗せなかった」と指摘。

 さらに、9回裏の満塁となったシーンでは「坂本選手が四球で繋ぎ、ガッツポーズした直後に『任せたぞ』と木浪選手にエールを送っていた。あの気持ちが木浪選手に乗り移ったんではないでしょうか」と語っている。

 これで阪神がアドバンテージを含め3勝と王手をかけたことで、松田氏は連敗を喫している広島に対し「瀬戸際に来ている。次のゲームでは広島は最後と思って、思い切り戦ってほしい」として、負けられない崖っぷちであると強調した。

 一方、俄然有利となった阪神には「シーズン中での繋ぎの野球をこの短期決戦でもみせている。引き続き、阪神は変わらない戦いをみせてくれれば」として、日本シリーズの切符が懸かる次戦への期待の言葉を投げかけている。松田氏が述べるように自分たちのスタイルを貫くことで、盤石の戦いを続けている阪神。ストレートでのCS突破ももう目の前だ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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