ソフトB松田「ベンチではカメラに抜かれるためにバットを持って待機(笑)」 競輪女王と対談
「熱男」こと福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手と、ガールズケイリンの女王・奥井迪(おくいふみ)選手の、異色の対談第二弾。
今回はプロ5年目の奥井選手が、プロ生活13年の松田選手に、一流であり続けるための気持ちの切り替えや体のケアについて聞いた。
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全試合に出続けるという事
松田:僕らシーズン143試合あるんですよ。きついですし、調子良くない時もあるけど、王(貞治)会長がシーズン前に絶対言うことがあって、「選手にとって143試合は長いかもしれないが、来てくれるお客さんにとっては1試合しか来られない人もいる。その1試合しか来られない人のために、絶対に気を抜くな」って。今でもホークスの精神に受け継がれている言葉ですね。
奥井:143試合あると、調子の波ってありますよね?その調子の波を小さくするのは大変そうですよね。
松田:そうですね、その調子の波を小さくできる選手が一流ですね。若い選手はまだ何もわからずに1ヶ月だけとか急に活躍し出すことがあるんですよ。でも、相手に研究され始めるとどうにもならないから1ヶ月しか活躍できない。
奥井:調子が良くない時はどうされているんですか?
松田:いい時のイメージと映像を見て解決します。いい時の映像と悪い時の映像を見まくって、自分で考えて。色々な角度で5台くらいカメラがあるんですけど、試合終わったら全部見てから帰ります。調子の波を少なくするための努力はしていますね。