松田宣浩が振り返るWBCの激闘 「守備への思いが強くなった」という「準決勝での”ミス”」とは

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(C)Getty Images

 今季限りでソフトバンクを退団し、他球団で現役続行を目指す松田宣浩侍ジャパンの一員としてプレーしたWBCでの思い出について語った。

 松田は侍ジャパンに2013年、17年と2度のWBCで選出され、2大会連続で本塁打を放つなど、活躍を見せた。しかし、チームはいずれも準決勝で敗退。ムードメーカーとして侍ジャパンをけん引した男がWBCを振り返った。

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 嬉しかった試合について松田は、「勝った試合全部ですね。1回戦であろうが、準決勝であろうが、もう勝つか負けるかなので。その中で、この試合が特に良かったというのはない。チームのために代表としてやっているので、個人の結果や記録よりかは、日本が勝ったか、勝てなかったかなので」と、”For The Team”(フォア・ザ・チーム)の精神で日本代表を支えてきた松田らしいコメントで、大会の思い出を振り返った。

 一方で、悔しかった試合は「2017年のアメリカ戦の準決勝ですね」と第4回大会のアメリカとの大一番を挙げた。この試合は、先発の巨人菅野智之と、二番手のソフトバンク・千賀滉大が好投を見せ、8回まで1-1の試合展開。8回、アメリカの攻撃で一死二、三塁のピンチを招くと、相手打者アダム・ジョーンズが三塁ゴロを放ち、失点を防いだかと思われたが、松田がボールを弾いてしまい1点を献上。それが結果的にアメリカの勝ち越し点になってしまった。

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