後継者は黄金ルーキー・浅野翔吾 松田宣浩が巨人に残した「数値化されない価値」

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18年の現役生活に別れを告げた松田。セカンドキャリアでもその闘志を武器に活躍してくれるだろう(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 熱男は最後まで熱男のまま。魂を揺さぶる素晴らしいスピーチでした。

 ソフトバンク、巨人でプレーした松田宣浩内野手が10月1日に東京ドームで行われた引退試合・ヤクルト戦に「6番・サード」でスタメン出場し、2打数ノーヒットに終わりながらも、最後の雄姿を見せました。

【動画】松田宣浩、プロ18年現役最後の打席は右飛に終わるも、両ベンチとスタンドから大きな拍手が送られたシーン





 中でも周囲への感謝の言葉が並んだスピーチは、シンプルながらも温かい内容でファンの涙腺は決壊。惜別の大歓声が東京ドーム内に充満しました。

 巨人担当記者は言います。

「松田は今季、確かに一軍へ定着することができませんでした。しかし、数値化できない価値をジャイアンツにもたらすことができたんです。ジャイアンツ球場で行われた二軍練習では全く手を抜くことなく、常に声を張り上げて快活にノックや打撃練習へと取り組んでいました。ベテランの中には一軍からお呼びがかからないと、ふて腐れて『不満分子』となる例も多々あるんです。それとは真逆の前向きな姿勢を貫いたのは、お見事というしかありませんよ」

 そして、こう続けるのです。

「そんな松田の背中を見ていたのが、ドラフト1位ルーキーの浅野翔吾や同2位の萩尾匡也らヤングGです。同じ現役選手として松田と一緒にプレーできたのは、来季一軍定着が求められる二人にとって、大きな財産になることでしょう。声で周囲に活気を与え、チームを戦う集団に変えていく。松田が9月28日の引退会見で『熱男』の後継者に浅野を指名したのは、巨人を牽引する存在になって欲しいという願いも込められていると思いますね」

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