新庄監督ノンテンダーもノープロブレム！自由契約３選手「良かった」発言で構想外決定的に
残っても居場所がないと突きつけたも同然だ。
日本ハムは11月30日、札幌ドームでファンフェスティバルを開催し、新庄剛志監督（49）が就任後、ファンに初お披露目。球団が来季契約保留手続きを行わないと発表した西川遥輝外野手（29）、秋吉亮投手（32）、大田泰示外野手（31）は不参加だった。
3選手の自由契約について、新庄監督は「良かったんじゃないですか、あれで。好きな球団に自由に行けるって。その辺に関しては僕はタッチしていないので」。高級外車ランボルギーニ・カウンタックを運転してド派手に登場したビッグボスも、この件に関しては多くを語ろうとしなかった。
今後のチーム構想については「いい選手を獲ってくる野球はおもしろくない。戦力は2軍の選手。2軍の選手を育て上げ、補強もそんなせず、今まで苦しんできた3年間を僕のアドバイスや行動やトークでどれだけ変わるか楽しみ」と育成に力を入れる方針を示した。
主力ながら今季不振だった西川、秋吉、大田を「ノンテンダー（保有権を放棄）」とすることが球団から発表されて2週間。FA権を持つ3選手が、年俸やFA補償に関係なく移籍交渉がしやすくなるメリットがある一方、事実上の戦力外ともいわれ、日本ハムと再契約する場合、年俸の大幅ダウンは避けられないといわれる。
1 2
