井上尚弥戦の延期は「するべきではないのでは?」 豪記者の指摘にグッドマンのプロモーターはなんと答えた?

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 ウォラウトに負ければ、井上への挑戦権を失いかねない。ゆえに「全てを賭けることになる」と強調するローズ氏は、「根本的な問題として、サムはこの試合をするべきではないのでは? グッドマンのチームを説得した?」という問いに表情を少し強張らせつつ、“先延ばし”の正当性を訴えている。

「私はリスクを取ろうという選手が大好きなんだ。ファンのためにショーをやろうという選手がね。サム・グッドマンがやっていることはまさにそれだ。彼はここ(オーストラリア)にデカい試合を持ち込んでいる。

 オーストラリアで試合を組むことはどんどんと難しくなってきている。そういう意味でもこの試合(ウォラウト戦)は必要だった。彼はオーストラリアでボクシング歴史を切り開いている。それに厳しい試合こそが世界最高の選手と戦うために必要なことをサムのチームは分かっている」

 最後に「イノウエを倒す準備はできているし、分かっているよ」とニヤッと笑ったローズ氏。その表情にはひたすら余裕が漂った。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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