急転直下の電撃発表! 井上尚弥にWBAが指名挑戦者アフマダリエフとの王座戦を指令 9月25日までに実施無理なら“はく奪”も
アフマダリエフにとっては願っていない好機と言える。昨年4月にタパレスとの防衛戦に敗れ、王座から陥落していた29歳は、昨年12月に行われたWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、ケビン・ゴンザレス(メキシコ)を8回TKOで撃破。試合後のリングでは「俺の目標は(ベルトを)奪い返すことだ」と叫び、ふたたびタイトル戦線に絡む動きを見せていた。
もっとも、井上陣営はかねてから「一度(4団体統一王者に)なったので」(大橋秀行会長)と肩書きに固執しないことを強調。「待たされる気持ちもわかる」と王座返上の可能性を示唆することもあった。それだけに急遽命じられたWBAの意向に沿うかは興味深いところだ。
果たして、ドヘニー戦を既定路線としていたモンスターは、ウズベキスタンの刺客をどう迎え撃つのか。まずは約30日間のリミットでの両陣営による交渉の行方に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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