NPBプロスペクトランキング選定!1位は攻守揃ったDeNA次代の正捕手、新生巨人の象徴も上位に【識者が選ぶトップ30】

タグ: 2023/10/11

打撃に守備に高い能力を発揮している松尾は、来季一軍で見られることになりそうだ(C)CoCoKARAnext

 今年も多くの若手選手が躍進したプロ野球。投手では村上頌樹(阪神)、山下舜平大(オリックス)、荘司康誠、内星龍(ともに楽天)、野手では秋広優人、門脇誠(ともに巨人)、森下翔太(阪神)、茶野篤政(オリックス)などがチームに欠かせない戦力として活躍を見せた。10月9日からは若手の登竜門と言われるフェニックスリーグも開幕しているが、来シーズン以降にチームの中心として期待できる選手について『プロスペクトランキング』として1位~30位まで選出した。なお対象は来シーズンも新人王の資格があり、現時点で支配下登録されている選手とした。

【動画】黄金ルーキー浅野翔吾がプロ初スタメン、初ヒットを放ったシーンの映像





 トップ10のうち半分の5人が今年の高校卒ルーキーとなったが、1位は松尾汐恩(DeNA)を選んだ。二軍ではチームトップの376打席に立ち、打率.277、7本塁打をマーク。51打点はチームダントツ1位の数字であり、三振もわずか33というところに打撃力の高さが表れている。捕手としてもルーキーとは思えない落ち着いたプレーを見せており、スローイング、フットワークともに高いレベルにある。来年は一軍デビュー、再来年には正捕手定着ということも十分に期待できそうだ。

 その松尾よりも一軍で早く経験を積んだのが浅野翔吾(巨人)、門別啓人(阪神)、齋藤響介(オリックス)の3人だ。浅野は開幕当初はなかなかヒットが出ずに苦しんだが、着実に対応力を上げて二軍で7本塁打、27打点をマーク。一軍でも初ホームランを含む10安打を放った。新生阿部巨人の象徴として期待は大きい。門別啓人(阪神)は二軍で12試合に登板して2勝、2セーブ、防御率2点台と結果を残した。シーズン終盤には一軍昇格を果たすと、9月30日の広島戦では先発で5回を投げて無失点、4奪三振と見事な投球を見せている。近い将来の左のエースとして楽しみな存在だ。パ・リーグで一躍注目を集める存在となったのが齋藤だ。9月26日の西武戦で一軍初先発を果たすと、4回を無失点と好投。ストレートの最速は150キロをマークした。まだ細身だがボールの勢いと内角を厳しく突く強気の投球は大きな魅力だ。齋藤と同じオリックスの内藤鵬は怪我で長期離脱となったものの、キャンプ、オープン戦から豪快なスイングを見せており、長距離砲として素質の高さは間違いない。

 来年の戦力という意味で最も計算できそうなのが4位の金村尚真(日本ハム)だ。ルーキーイヤーの今シーズンは開幕ローテーション入りを果たし、4月9日のオリックス戦では早くもプロ初勝利をマーク。その後は右肩を痛めて長期離脱となったが、9月には一軍復帰を果たして見事なピッチングを見せている。大学時代から制球力には定評があり、プロ入り後にスピードもアップして投球に凄みが出てきた。上沢直之のメジャー移籍も報じられているだけに、来年は先発の中心として期待がかかる。益田武尚(広島)、富田蓮(阪神)、松井颯(巨人)なども来年は一軍のローテーション争いに加わる可能性はありそうだ。

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