愛煙家は成績急落で選手生命の危機も プロ野球界に迫る「全面禁煙化」の波
ところがここ数年、いよいよ野球界も変革の時を迎えたのです。前述の記者が言います。
「球場の中には全面禁煙化の波が押し寄せたところもあります。これによって、『イニング間にこっそり一服』することができなくなった。そんな中で、タイトル歴を持つある強打者が、一気に成績を下げてしまったというのです」
イライラが募るのか、集中力を欠いたプレーも目立ち、昨オフは大幅減俸となってしまいました。こうなるとたかが禁煙、されど禁煙。愛煙家の選手にとっては、生活を大きく脅かす事態とも言えそうです。
「とはいえ、野球界も世の中の流れと無縁ではいられない。愛煙家で知られていたある名監督が禁煙に成功したところ、今でも喫煙する選手に対して『甘い』『やればできる』とハッパをかけているとの話も聞きます(笑)。こうなるとたばこが原因で『自己管理ができていない』と出場機会が失われる選手が出てきてもおかしくないでしょう」
たばこに頼らず、強いストレスといかに向き合うか。野球人にも心身のアップデートが求められています。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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