【阪神】あかん優勝してまう!ファン歓喜の激勝の裏にあった「岡田マジック」
また快勝劇の裏にある岡田監督の「配慮」も選手を存分に輝かせた。シーズン前から野手には「打てなくていい」を繰り返し伝えてきた。打線は水もの。守備から固めていく野球は安定感を生むと共に選手のプレッシャー軽減にもつながった。
この日の試合では「8番・遊撃」でプロ5年目にして開幕初スタメンをつかみ、3安打の猛打賞、2打点もあげた小幡が攻守に渡って躍動。これまでは打撃が課題とされてきた選手だったが、打てない選手にもっと打てとプレッシャーをやみくもにかけるのではなく、ベンチで打ちやすい環境、準備を整える。これこそ、「どの選手も生かす」岡田野球の真骨頂だった。
開幕戦で昨年苦しめられたDeNAの左腕軍団に土をつけられたことも大きかった。前評判の高さ通り、岡田阪神が話題の中心に躍り出ている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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