球界を襲うオミクロン株の脅威 感染症の専門家は「キャンプでの感染者を0にすることはできない」

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 プロ野球では独自に調査して判断する濃厚接触の疑いがある選手について、国が定める基準の10日間よりも短い、6日間の隔離に期間を縮めることを決めた。これもオミクロン株の影響を考慮して、感染症の専門家たちから助言を仰ぎ、独自の短縮を決めた。

 その専門家たちからも、集団生活を送るキャンプではコロナとの共生が避けられないという指摘があがった。愛知医科大学の三鴨廣繁教授は「クラスターは前のデルタ株よりも起こりやすい状況になっている。キャンプ期間中の2月中旬まではピークが続くというのが大方の予想。キャンプでの感染者を0にすることはできないと思う」と厳しい表情だった。

 プロ野球では不要不急の会食禁止を12球団で確認。その上で外食禁止に踏み切る球団の数も増えてきている。昨年2月の無観客キャンプに続き、有観客実施となる今年のキャンプでも選手たちは不便と我慢を強いられる。チームの規制を離れた1月の自主トレ期間中に、自主トレ先での集団感染が相次いで起こり、専門家からは気の緩みも指摘された。誰もが感染する恐れがあるのは、芸能界や世間を見渡しても明らか。ここから先は必要以上に感染を恐れるだけではなく、感染対策を徹底した上で三鴨教授の指摘のように「感染者0は無理」と割り切って、必要な調整を進めていかざるを得ない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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