リーグ4連覇を狙うオリックスの開幕予想オーダー 高木豊氏の注目ポイント「1、2番で1点取ってくれるといい」
さらに2番に関しては「2番・二塁」として野口智哉を指名。プロ2年目の昨年は1番遊撃として開幕スタメンを飾ったことに始まり、76試合に出場し、打率・226、2本塁打、19打点。一軍定着には至らなかった若き大砲候補について、高木氏は打撃の素質を認めながら「1・2番で1点取れるようになってくれるといいよね」「野口の長打力とかは今年は出てきそうな感じがする」と才能開花を期待した。
また3番に関しては広島からFAで新加入の西川龍馬を予想。西川に関しては「(チームに)余裕あれば2番を打たせても面白いかもしれない」とした。
続く4番には昨年のパ・リーグ首位打者、頓宮裕真、5番DH・森友哉、6番ライト・杉本裕太郎、7番ショート・紅林弘太郎、8番サード・宗佑磨、9番キャッチャー・若月健矢と並べた上で、高木氏はこの予想オーダーに関して「いい打線だな、チームバッティングもできるしな」と充実のラインアップになるとした。
開幕投手には左腕エースの宮城大弥を指名、2戦目には若きエース候補と期待される山下舜平大などが入ってくると予想した。
オリックスの打線といえば、日替わり打線で知られるが、果たして中嶋聡監督が2024シーズンはどのようなオーダーを組んで勝ち星を積み重ねていくのか。「ナカジマジック」が今季も注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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