CWC参戦でJ1優勝10回分の賞金を獲得…浦和が画策する元ブラジル代表MFを中心にした「空前絶後の大補強」
中国でのキャリアを終えたばかりのオスカル。この元セレソン戦士獲得も浦和は狙っている。(C)Getty Images
Jリーグの24年シーズンも大詰めを迎える中、来季に向けた名門の動きが注目を集めている。今季限りで中国1部上海海港を退団する元ブラジル代表MFのオスカルが、浦和レッズに電撃移籍をする可能性が出てきた。
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来夏に米国で開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が現地時間12月5日に行われ、日本から参戦する浦和はインテル(イタリア)、リーベル・プレート(アルゼンチン)、モンテレイ(メキシコ)と同じE組に入った。いずれも国際的な名門が相手なだけに戦力の底上げは必至と言う状況だ。
そうした中で、クラブW杯参加費として30億円程度を得られるという浦和は大型補強に向けた動きを水面下で活発化。その“目玉”として本腰を入れているとされているのが、オスカルだ。
かつてセレソンの10番を背負った名手は、2017年1月にイングランドの名門チェルシーから上海海港に移籍。7年間で総額14億元(約280億円)の年俸を手にする大型契約を締結し、世界を騒然とさせた。
当初、オスカルは、米MLSでのプレーを視野に入れていたが、本人が満足のいくオファーがなく移籍を断念。古巣インテルナシオナウやサンパウロなど母国クラブとの交渉を進めていく中で、浦和から関心が寄せられたという。同選手の去就問題を伝えたブラジル・メディア『Bola Vip』は「オスカルは来年に米国で開催されるクラブワールドカップに焦点を当て、日本のクラブは次の市場でより大胆な動きをする予定だ。彼はクラブW杯に出場してほしいと連絡を受けている」とすっぱ抜いている。