パ・リーグのペナントレースはますます熾烈 あの球団が大駆けで急浮上する可能性も
パ・リーグのペナントレースがますます熾烈(しれつ)になっている。9日時点でソフトバンクが首位に立っているが、ゲーム差なしで西武、オリックスがつけており、4位の楽天も首位と2・5差。5位のロッテも5差で、残り20試合となった最終盤で最下位の日本ハムを除いた5チームにリーグ優勝の可能性が残されている。
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一方のセ・リーグは2連覇を目指すヤクルトが首位を独走しており、8日終了時点で2位のDeNAは首位と7・5ゲーム差。ロッテよりも首位チームから引き離されている計算で激戦の違いがうかがえる。
プロ野球関係者は「実質的に首位に並ぶ上位3球団は貯金7で、4位の楽天も貯金2。ロッテも終盤に借金3まで盛り返したが、終盤の戦いで有利なのは実はロッテだ」と指摘する。
ロッテは残り19試合で、うち日本ハムと対戦が8試合もある。8試合のうち5試合は札幌ドームでの試合ながら今季は敵地で7勝2敗と苦にしていない。
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