「どうして、ピアノが?」パリ・パラリンピック開会式で繰り返された"違和感"演出「怒りがこみあげてくる」
本来、大事に扱われる楽器、しかもピアノの上に立つという演出に驚いた人々も多かったようで、直後からXやネット上では「どうして、ピアノが?」「芸術で演出でパフォーマンスだと理解はしてるけど、どうしてもピアノの扱いだけは受け入れられないな…」「ピアノの上に乗って踊ったりするのほんと嫌いだわー」「楽器本来の使い方をしてほしい」「怒りがこみあげてくる」など違和感を訴えるコメントが相次いだ。ピアノといえば、定期的に調律が必要であったり、ほかの楽器同様、繊細なものとして知られており、不快感を示す声が多くなっている。
パリ五輪の開会式においては現地時間7月26日に行われたオリンピック開会式の内容も波紋を呼んだ。
国際的アーティストのレディー・ガガが登場するなど華やかに彩られた一方で、ドラァグクイーンやLGBTQの人々がレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」の構図をオマージュした場面などがクローズアップされた。ほぼ全裸に全身を青く塗ったアーティストが登場するなど、刺激的な演出に批判的な声が飛び交い、一連の演出に対し、組織委員会が「誰かを不快にさせたとしたら、本当に申し訳なく思う」と謝罪する顛末ともなっていた。
様々な議論を再び呼びそうなパリ・パラリンピック開幕式。何よりも、再び始まるパラ選手の活躍に注目したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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