「次の肉とか焼けてなくて…」オリンピアンが感じた"リアルな"パリ五輪選手村事情「イライラせず、心を広くするしかない」

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パリ五輪選手村の生活を明かした瀬戸選手(C)Getty Images

 パリ五輪が閉幕し、未だ注目を集めているのは選手村の生活にもある。
 
 今回のパリ五輪の選手村内部の生活においては開催期間中に選手から様々な感想が寄せられた。食事においては「ビーガン中心で肉が足りない」、選手村から会場に選手を送迎するシャトルバスにおいては「時間通りに来ない」など、比較して東京五輪の環境の良さがクローズアップされることにもなったが、実際はどうだったのか。

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 パリ五輪競泳男子日本代表の瀬戸大也選手は同じくパリ五輪スポーツクライミング女子複合決勝で4位となった森秋彩選手とともに27日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系列)に出演。滞在した五輪選手村について語った。

 調整も含め、開村直後から瀬戸を含め競泳チームは入村したという。当初、驚愕したのは「ボランティアの人の動きとか、確立されてなくて。30分バスで行けるって話のところに、2時間かかって」と想定外のことも起きたという。曲がれない行き止まりの場所に行くなど迷走、「バリバリに割れたり」と驚愕の状態になったという。

 さらにバス移動で1番きつかったこととして明かしたのは「エアコンなし。テロ対策で窓開けるなとテープ貼られちゃって。座席がめっちゃ少なくて、みんな床に座ってるんですよ。みんな腰痛そうにしてて。さすがにちょっときつくて」と振り返った。

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