ジャッジに続き、怪腕スキーンズもWBC電撃参戦! “最大の懸案”の解消で米代表は侍ジャパン連覇の「障壁」に
前回大会のアメリカ代表は、決勝で大谷翔平擁する日本代表に惜敗。文字通り眼前で辛酸をなめさせられる苦々しい経験をしていた。FA交渉の末にヤンキースと大型契約を結んだばかりで、欠場を余儀なくされたジャッジは当時を振り返り、「つらかった。見ていてつらかった」と繰り返している。
そんな経験から球界全体が世界一奪還、そして侍ジャパンへのリベンジに燃えている。
もっとも、WBCは通常であれば、春季キャンプの真っ只中である3月の開催となる。そのため、打者よりも特に投手の調整が難しいとされる。
前回大会も打線はマイク・トラウトの他、ムーキー・ベッツやウィル・スミス、トレイ・ターナーらオールスター級の選手が集結。一方で先発投手はアダム・ウェインライトやマイルズ・マイコラス、ニック・マルティネスと、打線に比べると迫力に欠いた感は否めない。そうした状況でのスキーンズ参戦は、最大の懸案であった先発投手の拡充に大きな影響をもたらすと言える。
連覇を目指す侍ジャパンにとっても、過去最強水準のアメリカが最大の障壁となるのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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