エンゼルスのネビン監督に米メディアがシビアな見解 PO進出に向け「経験の浅さは無視できない」と指摘
今季プレーオフ進出を逃せば、指揮官の立場も危うくなりそうだ(C)Getty Images
現在、ア・リーグ西地区で3位につけるエンゼルスは、現地時間5月22日(日本時間23日)、本拠地でレッドソックスと対戦し、2-1で勝利し貯金を3に増やした。5月は上旬に5連勝を記録し、大きな連敗も喫しておらず、同地区で上位を走るレンジャーズ、アストロズを追いかけている格好だ。
昨季は同じ5月途中まで順調に白星を積み上げていたものの下旬から一転、勝利から遠ざかってしまい、翌月にかけて悪夢の14連敗、チームは一気に失速することとなった。
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その連敗の最中より、エンゼルスの指揮を執っているのが現在もチームを率いているフィル・ネビン監督だ。昨年6月7日、ジョー・マドン前監督の解任に伴いコーチから昇格する形で監督代行に就き、今季より正式に指揮官となり、ポストシーズン進出を目指している。
大谷翔平、マイク・トラウトというスターを抱えながらも、成績が急降下するという混乱の中、チームの先頭に立ってからおよそ1年。米メディア『FanNation』では現地5月22日、ネビン監督の特集記事を配信し、ここまで奮闘を続ける指揮官の手腕を論じている。しかし、その内容はチームのウィークポイントが挙げられるなど、ネガティブな内容となっているようだ。
記事の中では、米識者のケン・ローゼンタール氏による見解として「これまでのところ、多くのことがうまくいっていない」「レンドーンは負傷者リスト入りしている」といった、指揮官としての力量やチーム状態を問う言葉が綴られている。