山川加入で話題のソフトバンクでひそかに注目集める「トッププロスペクト右腕」の大型再契約 ファンからは「今年こそ」の声も
再契約したオスナとスチュワートは、V奪回を目指すチームの欠かせないピースとなれるか。(C)ACPHOTO
今オフ、西武からFAとなった山川穂高内野手の加入が大きく話題を集めているソフトバンクでひそかに注目となっている再契約選手がいる。
ソフトバンクは1月8日、ロベルト・オスナ投手とカーター・スチュワート投手との契約が合意に達したことを発表した。
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昨年守護神を務めたオスナは49試合で3勝2敗、26セーブ、12ホールド、防御率0・92と抜群の安定感を誇り、去就が注目を集めていた。新たに再契約を結び4年総額40億円(推定)の破格の好待遇で残留となった。
もう一人注目を集めているのは19年に球団と6年の長期契約を結んだスチュワートだった。今季が契約最終年となるが、このたび25年から2年総額約14億円(推定)で契約を延長したとされる。
高校生だった2018年にMLBドラフト1巡目(全体8位)でブレーブスから指名を受けながら身体検査の影響もあり入団に至らず、その後、鳴り物入りでソフトバンクに入団した。エース候補として才能開花が期待されてきた大型右腕もここまで入団5シーズンで一軍舞台では25試合に登板し、わずか3勝となっている。5年目となった昨シーズンに3勝6敗、防御率3・38と少しずつ戦える姿を見せ始めているが、それでも異例の大型契約延長にはネット上でもファンの間から「今年こそ働いてほしい!」「コスパ悪すぎる」という指摘の声もあがっている。