「短パン謝罪」ノムさんの天敵!?元楽天・リンデン 退団後は米独立リーグで吉田えりと対戦し2打数… 【記憶に残るプロ野球助っ人列伝】
ジャパニーズ・リンデン
ところが…それから数日後でしょうか。野村番の報道陣との話題がマリナーズを退団し、阪神入りがウワサされていた城島健司になった時のことです。その年3月、第2回WBCでの城島のリード面を巡って、ノムさんと城島は海を越えてメディアを巻き込み「口論」となるなど、そりが合わない関係ではありました。そこで野村監督は城島を評して「あいつは人間失格。ジャパニーズ・リンデンや」と吐き捨てたのです。
あれ、リンデンとは和解したんちゃうの!?
いやいや、この執念深さこそノムさんの真骨頂。「ジャパニーズリンデン」は瞬く間にネット民に広まり、今もなお名フレーズとしてファンの間で語り継がれています。
リンデン楽天退団、アメリカ帰国後の物語
なお、リンデンは来日2年目の2010年、今度はブラウン監督との間にいさかいを起こし、その年限りで退団となります。
ちなみにリンデン、楽天から戦力外となった翌年の2011年8月にアメリカの独立リーグで「ナックル姫」こと吉田えりと対戦。この試合、勝利投手となった吉田えりに2打数0安打と完全に抑え込まれたのは、ここだけの秘密です。
リンデン、今でも元気でいるでしょうか。たまには杜の都での喧騒の日々を、懐かしく思い出したりするのでしょうか。
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