「●●世代」といえば、何を思い浮かべる?「松坂世代」、「マー君世代」…
清宮世代
世代の中心は、日本ハム清宮幸太郎(20)。ラグビー監督で有名な父を持ち、高校通算最多111本塁打と突き抜けた存在だ。ルーキーイヤーの昨季は7本塁打を放ったが、今季は3本塁打、打率1割台と低迷(8月15日時点)。対照的に打ちまくっているのが、ヤクルトの19歳村上宗隆だ。8月15日時点で26本塁打、81打点をマークし、王貞治(巨人)らが保持していた10代のセ・リーグ記録を次々と更新。まさに飛ぶ鳥落とす勢いだ。
清宮、村上と同世代には他にもロッテ安田尚憲(履正社)、中日清水達也(花咲徳栄)、広島中村奨成(広陵)ら甲子園を沸かせたスターが牙を研いでいる。同期より一足早く実力を開花させた村上が今年1年の活躍でどうこうなる話ではないが、もし清宮の低迷が長引き、村上が圧倒的な数字を残し続けるようなら、「村上世代」に変わる可能性も?
高校時代の成績を比較すると、早実で甲子園ベスト4、111本塁打の清宮に対し、高校通算52本塁打の村上は九州学院(熊本)で甲子園に1年夏だけ出場し、無安打で初戦敗退だった。アマ実績でははるかに及ばない村上の「〝世代〟交代」なるか。
【プロ野球の主な同学年「●●世代」】
「KK」
PL学園1年時から全国を熱狂させた清原和博、桑田真澄コンビの世代。
佐々木主浩、佐々岡真司、田中幸雄、野田浩司、河本育之、葛西稔、遠山奨志ら
「昭和40年会」
同学年会の元祖といわれ、プロ引退後も定期的に集まり、交流している。
古田敦也、山本昌、池山隆寛、吉井理人、八木裕、星野伸之、水野雄仁、渡辺久信、小宮山悟ら
「昭和48年会」
イチローと同学年の世代。チャリティーや子ども向け野球教室を実施。
石井一久、黒木知宏、三浦大輔、薮田安彦、小笠原道大、松中信彦、中村紀洋、坪井智哉ら
「大谷・藤浪世代」
二刀流の大谷翔平の世代。大阪桐蔭で春夏連覇した阪神藤浪晋太郎が伸び悩む。
鈴木誠也、田村龍弘、大山悠輔、京田陽太、田中和基、濱口遥大、柳裕也、近本光司、西川龍馬ら
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]