本人が巨人移籍認める 異例規模契約を締結したR・マルティネスが母国メディアに明かした中日退団の理由「巨人は必要な時にいつでも投げられる」
もっとも、中日に愛着があったとされる28歳の剛腕を口説き落とすのは容易ではなかったはずである。では一体何が本人を突き動かしたのか。
キューバ・メディア『Pelota Cuba』のインタビューで「読売ジャイアンツの一員になれたことを誇りに思う。彼らはセントラル・リーグで最高のチームの一つで、常にプレーオフに出場している」と移籍を認めたR・マルティネスは、こう明かしている。
「ジャイアンツの投手は非常に優れており、必要な時にいつでも投げられる準備ができている。自分の夢は日本シリーズに出場して優勝すること。だから、これは自分にとって非常に良い機会だと思っているよ。ジャイアンツなら、日本シリーズに行くチャンスがある。日本で最も重要なチームの一つのクローザーに自分を選んでくれたから、とてもうれしい」
金銭面に惹かれた側面はもちろんあるだろう。しかし、R・マルティネスにとって何よりも重要だったのは、日本球界で頂点に立つこと。中日時代にチームとして叶えられなかった目標を達成するチャンスが、Aクラスの常連である巨人にはあると見たようだ。
近く正式発表されるであろうR・マルティネスの巨人移籍。その契約への反響はしばらく続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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