おのののか「ビール売り子No.1」になれた理由はバスケ部時代に?
小学校から高校までバスケットボール部で練習に明け暮れていたというおのののかさん。現在は「BS12水曜バスケ!」のMCなど、バスケの魅力を多くの人に伝えている。そんなおのさんに「女バス」時代の思い出や意外なエピソード、バスケットボールの楽しみ方について話を聞いた。
ーー2018年の年末にウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)のロケに行っていましたが、どうでしたか?
「ウインターカップを見に行くことが高校生ぶりだったので、学生時代の部活のこととかを思い出しましたね。会場に入った瞬間、色々とフラッシュバックして『あー、懐かしい』ってなりました。高校3年生にとってはこの大会で引退する選手も多いので、会場の熱がまた違うような気がしましたね。」
ーーおのさんがSNSに投稿していたバスケ話はどれもアツい内容ですが、バスケ部時代の思い出を教えてください
「高校時代の夏合宿が本当に地獄でしたね(苦笑)。朝起きてすぐに走って、ご飯食べて、午前練習して…という繰り返しのハードな数日間でした。その時にやっていたターンダッシュという練習が今でもすごく印象的で覚えています。永遠にターンダッシュが続くので、次の笛が鳴ったら倒れて練習を終わらせようってみんな思っていたらしいんですけど、結局みんな倒れることなくやりきりましたね。今でもバスケ部の友達と会うとその時の話で盛り上がります。すごくつらい練習もありましたけど、それを乗り越えて挑んだ高校最後の大会、ウインターカップではなかったですけど、よりによって対戦相手は絶対に負けると言われていた格上の学校でした。前半で20点くらい差がついてしまっていましたけど、なぜか負ける気がしなくて。結局、後半で逆転して勝って、引退が一週間のびました。あの試合が今までで一番嬉しかったですね。あんなに嬉しくてみんなで泣いたことはないので、一生の思い出です。つらい練習があったからこそ、最後まで諦めない気持ちとか、みんなで頑張ってやってきたからいけるという気持ちが生まれたと思います。最後の引退の大会で今までの頑張りが実ったので、一番印象に残っていますね。」