「ホームラン打てないけれども…」球団OBが指摘する吉井ロッテ快進撃の「理由」
さらに打撃部門でも「堅実」としてリーグトップの犠打数「46」、リーグ2位となる犠飛数「13」とチームバッティングをしっかり選手たちができていることにも着目。
1アウト三塁の形を作って、犠飛やギャンブルスタートなどの形でも点を取れていることで「ヒット打てなくても1点を取る姿勢を作っている」と高く評価した。
このことで「チーム打率は決して高くないけれども、ホームランも打てないけれども」快進撃につながっているとした。
主力にケガ人も出るなど決して磐石な態勢とはいえない。それでも勝ち星につなげている吉井ロッテの戦いぶりには「楽天、中日はこういう野球をしなきゃいけない」と下位に低迷する他球団へ提言する場面もあった。
ロッテの交流戦初戦は巨人と本拠地ZOZOマリンで対戦する。ここまで本拠地では13勝3敗(2分け)と高い勝率を誇るチームが熱いファンの応援も背にどんな戦いを見せるのか。交流戦も台風の目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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