このままではレッドブルの3連覇は難しい? ライバルチームが猛追する現状に警鐘 ペレス解雇は一つの手だが

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 カナダGP直前の6月4日に来季以降も複数年契約でチームに残留することが正式に発表されたが、ここに来て契約にパフォーマンス条項が盛り込まれているために8月の夏休み期間に解雇され、第15戦オランダGP(8月25決勝)からドライバーが交代されるのではと報じられている。

 残りは12戦。このままのペースでいけば、終盤でレッドブルとの他のチームとの点差が肉薄する可能性があり、アクシデントなどでノーポイントのグランプリがあれば、形勢がひっくり返ることもなくはない。

 米メディアのモーターオーソリティーも「ドライバーたちにとって現リーダーのフェルスタッペンにさらに追いつくための十分な時間がある」と指摘。レース専門サイトの『motorsports.com』もレッドブルでF1ドライバーだった経歴のあるロバート・ドーンボスがフェルスタッペンについて「契約は残っているが、2025年にメルセデスに加入すべきかどうかを真剣に考え始めるべきだ」と語っていることを伝えている。

 ペレスをそのまま続投するか、別のドライバーと交代するかは大きな賭けにはなるが、背に腹は代えられない緊急事態にはある。RBの角田裕毅がペレスの後釜として抜てきされる可能性もあるが、果たしてどうなるのか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]






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