ロッテが元広島・小窪を獲得 過去に独立リーグからNPBに復帰を果たした選手は?

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 他にもアレックス・ラミレス、河原純一ら大物選手がNPB復帰への舞台に選び、夢破れてきた過去がある。

 例外的な存在が昨季限りで引退した藤川球児。メジャーリーグのカブス、レンジャーズを経て、2015年6月に実兄がGMを務めていた四国アイランドリーグplusの高知に入団。地元への恩返し的な意味もあり、翌2016年からは獲得に動いていた古巣・阪神へ復帰した。戦力外的にNPB球団を退団したわけではなく、再チャレンジというよりも、途中経由地として出身地の球団を選択した格好だろう。

 限られたごく一握りの選手にしか与えられない、NPB復帰という狭き門。小窪はまずはそこをこじ開けた。あとは再チャレンジとなるNPBの舞台で、どれだけ爪痕を残せるのか。過去に復帰を果たした選手たちも、復帰後に輝かしい数字を残したケースはほとんどない。昨年のロッテは終盤の新型コロナウイルス集団感染により、反撃ムードがしぼんでしまった。いよいよし烈さを増す優勝争いの中で、その経験値が詰まったバットがどれだけ輝くか。多くの関係者が注目の眼差しを向けている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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