3年連続V逸のソフトバンクに「野手にスケール感大きい選手が減っている」 球界OBから指摘された異次元補強でも埋まらなかった「穴」とは
具体的にはプロ6年目の砂川リチャード、プロ3年目の井上朋也の名前を挙げつつ、首脳陣も期待をかけながら、なかなか結果を示せないリチャードの課題に関しても指摘。
今季も映像を確認する場面があったとしながら「毎回似たような感じ」といつも同じような形で打ち取られているとした。プロの世界で活躍するためにはさらなる対応力をつける必要があると見る。
さらに同氏は近年のチームのドラフト戦略についても言及。
ここ5年のドラフト1位選手(2017吉住晴斗 18甲斐野央 19佐藤直樹 20井上朋也 21風間球打 22イヒネ・イツア)を振り返りながら、「野手にスケール感大きい選手が減っている」と低迷の一因にあげる場面もあった。
ソフトバンクは今季から4軍制も導入。豊富な資金力をバックに、これまでも育成と補強の両輪で常勝軍団を形成してきた。しかし優勝は工藤公康政権下の2020年を最後に果たせず、近年はオリックスに独走を許している。
リーグ優勝は逃したが、ポストシーズンを勝ち抜き日本一への道は残されているだけに、まずはナインの奮起にも期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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