藤川阪神 課題の右の救援問題「もう1度、見てみたい」 最速155キロ、24歳剛腕の存在感
木下は甲子園の快投も注目された(C)産経新聞社
阪神は4日の日本ハム戦(エスコンF)に4-5と競り負けた。
主砲、佐藤輝明の2発がありながら、先発左腕の門別啓人が4回4失点と粘れず、救援陣も傷を拡げた。
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4回で降板となった門別の後を継いだ工藤泰成は最速157キロと変わらずの速球は光りながら5回は二死を奪った後に4番・郡司裕也に四球を与え、その後の失点につながった。
回またぎとなる6回も二死までたどりつくも、1番の水谷瞬に四球を与えるなど、リズムを作れず。2回を投げ打者10人に対し、31球を要し2安打1失点、3番手で7回から登板したニック・ネルソンも1イニングを2安打とピリっとしない内容となった。
阪神といえば、鉄壁のリリーフ陣で知られるが右の救援に関してはやや層が薄いとあって、藤川球児監督も強化ポイントにあげている。
昨年までの実績からいえば岡留英貴、漆原大晟といった人材が担うことも期待されるが、ひそかに逸材として注目されているのはドラフト3位右腕の木下里都にもある。
わずか1イニングの登板ながら今後の成長に期待感を強く抱かせた。
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