本拠地デビューを迎える佐々木朗希 今季は育成重視と米識者が指摘「160イニングを投げることはないだろう」

佐々木はどんなピッチングを見せるのか(C)Getty Images
今季よりドジャースの一員となった佐々木朗希は、すでに日本でメジャー初マウンドを踏んでいる。国内外で大きな話題となったカブス戦でのデビューマウンドは3イニングを投げ、5四球を与えるなど課題も残る内容となった。
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米国での初先発として、現地時間3月29日(日本時間30日)の対タイガース3戦目の登板が発表されており、ここから本格的にローテーション投手として、そして、連覇達成を目指すドジャースの戦力として、若き日本人右腕はレギュラーシーズンの戦いに臨むことになる。
その中で、ドジャース首脳陣による佐々木の起用法についての明確な方針が米国内で報じられている。現地メディア『CLUTCHPOINTS』では、MLBが米国開幕を迎えた3月27日、ドジャースの特集記事を配信。佐々木のルーキーシーズンでは育成のための“プロジェクト”が進められると説いている。
トピックでは、米識者のケン・ローゼンタール氏による見通しとして、「球団幹部はササキを“発展途上の投手”と見なしており、速球とスプリットに加えて、スライダーを第3の球種としてさらに磨く必要があると考えている」と綴っており、さらに、「彼はまだ23歳であり、2022年に日本で投げた自己最多イニングが129回1/3ということもあり、今季160イニングを投げることはないだろう」との予想も紹介されている。