“アンチ”の不満が募る圧巻の投球「怒りが鎮まるようなことは何もなかった」 佐々木朗希はド軍先発ローテ支える「精鋭の一員」

佐々木朗希の圧巻投球に“アンチ”の不満も募ったか(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が現地時間3月4日(日本時間5日)のレッズとのオープン戦でメジャー実戦初登板を果たした。3回2安打無失点の内容で、主にフォーシーム、スプリットを駆使してレッズの打線から5三振を奪う快投を見せた。
米メディア『SportsNet LA』は降板後の佐々木のインタビュー動画を掲載。その中で佐々木は「登板前はすごくワクワクした気持ちと不安とどっちもあったんですけど、マウンドに立ってから集中して雰囲気を噛みしめながら投げることができました」と振り返っている。
この日は最速99マイル(159.3キロ)を計測し、160キロ近い速球が出たことはアドレナリンか技術的なことなのかを問われ「どちらももちろんあると思います。メカニクス的なところでキャンプ中にラボに入ってもう一回自分の動きを洗い直した。その中でどうやっていこうかというところで、まだ始めて少しですけど、いい方向にはきていると思う。継続して、もう一段階上げていけたらなと思います」とうなづいた。
宝刀スプリットで空振りを奪うシーンも多く、持ち味を発揮した投球だった。佐々木自身はメジャーの打者と対戦し「もちろん甘いボールは打たれます。自分のいいボールを投げたら押し込めたり、空振りを取れたり、そういう収穫もあった。両方今日感じられて良かったと思います」と手応えを得た様子だった。