開幕2戦連続乱調の佐々木朗希には何が必要? 識者から指摘された"根本的な問題"と「浮上に必要な条件」

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 果たして佐々木の活躍の鍵はどこにあるのか。3月31日に放送された「ゴゴスマ~GO GO!Smile」(TBS系列)に出演した野球解説者の大久保博元氏は佐々木の投球に関して「まだメジャーのボールになじんでいない」とコメント。四球の多さからわかるように、制球が定まっていない背景には、NPBに比べすべりやすいとされる、MLBのボールになじんでいない、コントロールしきれていないことも要因にあるとした。

 その上で佐々木が活躍する条件に関しては、投球でカウントを悪くしても、持ち球のスプリット、スライダーで「ストライクが取れるようになれば、(メジャー球に)なじんだといえるでしょう」と解説。現時点では三振を奪う球種のスプリットもメジャー打者には見極められており、もっと精度を上げる必要があるとした。

 いずれにせよメジャーの舞台にアジャストするには少し時間がかかるとしながら、長い目で見守ってもらいたいと見解を示した。
  
 ほかにも佐々木に関してはピッチクロックへの対応、走者を出してからの投球などの課題も指摘されている。

 次回は中6日で現地5日(日本時間6日)の敵地で行われるフィリーズ戦に登板予定。ロバーツ監督も佐々木に関しては「まだ若くキャリアをスタートさせたばかり」と温かく見守っているが、背信投球が続くようではマイナーでの調整も必要となる。

 メジャーで投げ続けられるか。真価が問われる一戦となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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