佐々木朗希のベンチ引き上げ態度に向けられる”厳しい目”… WBC元米国代表が指摘「フィールドでこのような感情を見せることは許されない」

試練を自分の力で乗り越えられるか(C)Getty Images
開幕2戦とも乱調と制球が定まらない佐々木朗希に対して米球界から風向きが少しずつ変わってきた。
令和の怪物として、日本球界でもノーヒットノーランを達成するなど、高い能力を認められ、ポスティングでロッテからドジャースに移籍。鳴り物入りで入団したとあって開幕前には新人王候補にもあがるなど、高いパフォーマンスが期待されているが、現時点で2戦に先発し、いずれも早期降板と苦しい内容が続いている。
【動画】米国内でも話題沸騰 佐々木朗希の涙目シーンをチェック
3月29日(日本時間30日)に本拠地で行われたタイガース戦では1回3分の2を投げ、4四球、3安打2失点で降板。東京シリーズに引き続き、制球に乱れが目立ち、押し出し四球も与えて2点を失った。2回は二死までこぎつけながら、この日4つ目の四球をスペンサー・トーケルソンに与えた時点で交代が決まった。マウンドを降りた後、足早にベンチ裏へと姿を消した振る舞いが米国内から問題視されている。
デーブ・ロバーツ監督の説得も受けて、結局はベンチ内に戻ってきたが内容のふがいなさからか、目を赤くするシーンもあった。
米大物司会者、ダン・クラーク氏は佐々木の降板に関して動画を添えながら「見ていて辛い光景だ。この荒れたスタートはやがてアスリート、人間としても成長し、逆境を乗り越えて、アンチを黙らせるはずだ」とコメント。
1 2