「エースってなんだ?」相次いだ“期待外れ”の声を米記者が一蹴! 平均球速141キロに低下した佐々木朗希を擁護「彼は“未完”」
一方で事情を知る一部の識者からは佐々木を擁護する声も上がっている。
ロサンゼルスの日刊紙『Orange County Register』のドジャース番を務めるビル・プランケット記者は、自身のXで「エースってなんだ? 彼は最初からプロスペクトであり、“未完”と宣伝されていた。フリードマン(編成本部長)、ゴメス(GM)から、ロバーツ(監督)、さらにプライヤー(投手コーチ)に至るまで、誰もがそう言っている」と指摘した。
たしかにここまでの佐々木は苦闘している感が否めない。ロッテ時代に1軍通算で32.8%もあった奪三振率も17.9%にまで低下。異次元の支配力を見せられていないため、ある程度の批判も致し方ない。
ただ、プランケット記者が言うように佐々木はNPBでも規定投球回を達成した経験がない発展途上中のプロスペクト。いまはメジャーでアジャストする成長過程にあるのも事実である。やはり「期待外れ」と断じるのは時期尚早なように思う。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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