「表情が豊かになった」ロッテ・佐々木朗希 凱旋登板で11奪三振の圧巻投球 球界OBから指摘されたWBC後の「変化」とは
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6日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発した佐々木朗は6回80球を投げ1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球で日本ハム打線を圧倒。最速は164キロを計測した。初参加となったWBCでも世界の度肝を抜いた日本の若きエースの「変化」を指摘する声も出ている。
春休み中とあってデーゲームで行われ、多くの子どもたちも来場した試合でエースが堂々たる姿を見せた。初回こそ万波中正に中前打を許したが、この打席では最速となる164キロをマーク。わきあがる歓声が心地よかった。
その後も決め球のフォークで空振りの山を築き、出した走者はこのひとりだけ。相手主軸の清宮幸太郎も2打席連続3球三振に仕留めるなど、圧巻の投球ぶりには日本ハム打線もお手上げとなった。
WBCから帰国後、実戦での調整登板は選択せずこの日を迎えた。コンディションも注目される中、「手探りのなかでいいピッチングができたかなと思います」と充実感を漂わせた。
試合後のワンシーンも注目を集めた。声出し応援が解禁となり、イニングごとに盛大な「佐々木コール」が起こる中、試合後のヒーローインタビューでは「僕は朗希のほうが呼ばれ慣れています」と、リクエストし、ファンを喜ばせた。プロ4年目を迎えた若きエースについて、球界内からも様々な考察の声が上がっている。
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