ポスティング要請報道の佐々木朗希を米メディアは「世界最高の投手になる可能性がある」と高評価 一方で今オフの実現は「可能性が低い」と指摘
佐々木のポテンシャルは誰もが認めるところだが、現時点でのメジャー挑戦の可能性は低そうだ(C)Getty Images
「令和の怪物」の去就に注目が集まっている。
ロッテの佐々木朗希がポスティングシステムを利用して今オフのメジャー移籍を希望していると報じられた。
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2019年にロッテからドラフト1位指名を受けた佐々木は2021年、22年、23年の3シーズンで通算19勝10敗、防御率2.00を記録。エースとして期待された今季は故障の影響で離脱した期間があったものの、7勝4敗、防御率1.78をマークした。今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場し、チェコ戦では164kmを記録するなど、世界デビューを果たしていた。
メジャー移籍希望の報道に日本だけでなく、米国でも驚きを隠せない様子だ。カージナルス専門メディア『Redbird Rants』は、「日本で最も魅力的な先発投手がポスティングを希望。カージナルスは彼を獲得できるだろうか?」と、佐々木のポスティング希望を伝えた。
同メディアは佐々木について「22歳の佐々木は、すでにNPBでかなりの経歴を持っている。20歳の時にNPB史上最年少で完全試合を達成。NPBでは1994年以来の完全試合だった」と2022年に完全試合を達成したことを記載し、日本では「令和時代の怪物」と呼ばれていることを紹介した。さらに、「このような才能を持つ22歳を加えることは、どのメジャーリーグのチームにとっても信じられないことだろう。ヤマモト、タナカ、ダルビッシュ、オオタニを凌ぎ、世界最高の投手になる可能性は十分にある」と高評価。ポスティングされた際にはカージナルスが獲得に動く可能性も記載した。