いまだ契約未更改の佐々木朗希 メジャー移籍を望む怪腕とロッテの交渉に米記者の見解は?「不明な点が多い」
メジャーを熟知する記者からも疑念を示された佐々木。昨シーズンは160キロを超える剛速球で世界に名をとどろかせた一方で、レギュラーシーズンは15試合の登板のみ。右手のまめや肉離れの影響でローテーションを回せない時期もあり、課題とされるフィジカル面で不安定さを露呈したのは事実だ。
2019年にドラフト1位で獲得して以来、ロッテは佐々木を慎重に育ててきた。無論、彼の持つ天井知らずのポテンシャルに対する評価は揺るぎない。ただ、現時点でのメジャー移籍は先述の労使協定もあり、退団は莫大な譲渡金などのメリットが見込める26年のオフからというのが、経営の観点から言っても“本音”と言えよう。
このまま2月1日のキャンプインまでに交渉がまとまらないとなると、佐々木は自費参加となる。SNS上でファンからも「どうなっているんだ」「交渉は進んでいないの?」「今年(メジャーに)行くの?」といった意見が飛び交っているが、本人の思いが注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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