佐々木朗希にド軍は「理想的ではない」 元GMが反対する理由は“大谷翔平”「発展途上の投手にとって最良ではない」
今オフのメジャー移籍が決定的となり、米球界でも話題の人となっている佐々木。(C)産経新聞社
果たして、「令和の怪物」にとってふさわしい拠点はどこか。去る11月9日にロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を容認された佐々木朗希の動静が米球界の注目の的となっている。
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今オフの米球界の移籍市場はフアン・ソトをはじめとする多くの大物選手たちがFA。例年以上の盛り上がりを見せる中で、日本からのメジャー参戦を決意した佐々木も“主役級”の扱いを受けている。
さまざまな噂が飛び交う中で、現時点で最有力候補とされるのは、24年シーズンにワールドチャンピオンとなったドジャースだ。30球団で最多の約250万ドル(約3億8550万円)のボーナスプールを保持するスター軍団は、佐々木がポスティングの第1次申請期限で、ボーナスプールがリセットされる12月15日までに公示すれば、必然的に獲得権利を得る。
ただ、佐々木のドジャース入りを疑問視する識者もいないわけではない。かつてレッズなどでGMを務め、米球界の移籍事情を熟知するジム・ボウデン氏は、米メディア『The Athletic』のコラム内で「ドジャースはササキにとって理想的な場所ではない」と断言。その理由を次のように記している。
「ロサンゼルスではオオタニとヤマモトの影に隠れてしまう。すでにヤマモトはオオタニと同じチームにいることで、ある程度の経験をしている」