ロッテの佐々木朗希がCS開幕戦で27日ぶり実戦復帰 好投して先勝もチームには新たな試練が
先発陣には現時点でほかに小島和哉、西野勇士、美馬学、メルセデスらがいるものの、このままロッテがファイナルステージに進んだ場合は、再び佐々木朗に先発登板させなければならない。
ただし、次も球数制限を設ける予定で、5回が降板の目安となりそう。その場合は救援陣をつぎ込まざるを得ない。中6日の場合は21日の第4戦が想定されるが、先発陣が足りないためにその前の試合が、初回から中継ぎ陣でつなぐブルペンデーになる可能性もあり、救援陣の負担が余計に増すことになる。
吉井監督もファーストステージ第1戦で先勝した後のテレビインタビューで佐々木朗の今後について「まず明日(15日)の状態を見てからですね。できれば本当、(次も)投げてもらいたいです」と話した。
投手王国と呼ばれてきたロッテにとって短期決戦での先発投手不足は大誤算。まさに綱渡り状態だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】行くぞCS!ロッテを支える「元巨人勢」の快進撃とは
【関連記事】10・10決戦を制したロッテ 原動力に「勝利の女神」の存在
【関連記事】「本当に見えなかった」古田敦也氏・前田智徳氏・・・名球会選手たちがどうしても打てなかった「魔球」とは
1 2