佐々木朗希、本拠地のマウンドでいきなり158キロをマーク!「悪くはなかったが、もう少し良くなるので改善していきたい。」
「悪くはなかったが、もう少し良くなるので改善していきたい。」
フリー打撃登板前にキャッチボールするロッテの佐々木朗希
ところが2月に石垣島でキャンプインした後もブルペン投球をさせなかった。ようやくブルペンに入ったのは1軍キャンプ最終日の2月13日。2軍は石垣島に居残ってキャンプを続けるため、このまま2軍に移って調整をさせることもできたが、そのまま1軍の遠征に帯同させた。各地で練習試合やオープン戦を転戦するかたわら、試合前に適宜、ブルペン投球をさせて遠征中の生活サイクルにも慣れさせた。
今回のフリー打撃登板も当初は西武との練習試合の前に組まれていたが、新型コロナウイルスの感染拡大でシーズン開幕が4月24日以降に延期となったことから試合が休止となり、この日の1軍は練習のみに。それでも佐々木朗の育成プログラムに変更はなく、同期入団のドラフト5位・福田光輝(法大)、5年目の茶谷健太を相手に5分間という時間設定でフリー打撃登板が実施された。
佐々木朗は登板後に「風とか、この球場の特徴を感じながら投げることができた。悪くはなかったが、もう少し良くなるので改善していきたい。球速にばらつきがあったので、そこを修正して安定した良い球を投げていきたい」と振り返った。
今回は直球のみの指示だったが、27日に行われる2度目のフリー打撃登板では変化球が許され、投球時間が5分間から8分間に増える予定。球数も40球がめどになるようだ。
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[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]