20回無失点3連勝で無双状態の佐々木朗希でも「開幕24連勝」は無理?…行く手を阻む「4つの壁」とは

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21日のソフトバンク戦で、7回無失点8奪三振の好投を見せた佐々木朗、快進撃はどこまで続くか(C)Getty Images

 ロッテ佐々木朗希投手(21)の勢いが止まらない。先発した21日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)で7回3安打無失点8奪三振と力投し、開幕から無傷の3連勝。連続無失点イニングを20回に伸ばした。シーズン初登板から無失点での3戦3勝は07年高橋尚成(巨人)以来、16年ぶりとなった。

【動画】無双ぶりが止まらない佐々木朗希、21日のソフトバンク戦では7回にも160キロ超えをマーク、8個目の三振を奪ったシーン





 硬軟自在だった。試合の流れや相手の打順を読みながら、ギアチェンジ。4回は柳田悠岐栗原陵矢の主軸を連続三振に仕留め、直後の先制点へとつなげた。吉井理人監督は「(4回に)レバーをぱーんと上げた感じがした。ゲームを動かす投球ができるようになってきた。(自身が日本ハムのコーチだったとき)ダルビッシュがそういうことをできる投手で、何も考えずに楽しんで見ていられた。朗希もそうなりつつある。よりすごみが出てきた」と絶賛。降板前の7回にはこの日最速164キロをマーク。88球で余力十分にマウンドを降りた。

 手がつけられない圧巻の投球が続く。前回登板の14日オリックス戦では、昨季投手4冠の山本由伸と投げ合った。佐々木朗は5回まで無安打と、昨年達成した完全試合をほうふつとさせる快投。7回1安打無失点11奪三振で、球界のエースに投げ勝った。進化著しい令和の怪物は、WBCで大きな刺激を受け、さらに一皮むけた印象だ。

 開幕3試合で許した安打は1本、1本、3本。「今季初めて複数安打を許した」という見出しのニュースが立つのも、佐々木朗の異次元ぶりを示している。SNSでも賛辞があふれ「打たれそうな気配がない」「相手が研究してきているのに、軽くその上をいく」「開幕24連勝もいけるんちゃうか」。2013年に田中将大楽天)が成し遂げた〝不滅の大記録〟を引き合いに出すコメントまで出現した。

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