ロッテの佐々木朗希投手が今季初マウンドで日本球界歴代4位の球速164kmをマーク!! 日本最速記録を塗り替えられるか
今季のレギュラーシーズン初マウンドとなった楽天戦でも10三振を奪いながら6イニングを投げて4安打3失点と苦しんだ。
3回に西川遥輝にスライダーを捉えられ、右越えの逆転2点二塁打を浴び、6回にも浅村に左前適時打を打たれた。こちらも痛打されたのはスライダーだった。リードを許したまま降板したため、このまま負け投手となる恐れもあったが、打線がその後逆転したことで自身の勝敗はつかなかった。試合は救援陣が崩れて延長11回までもつれた末のサヨナラ負けだった。
現在の持ち球は高速フォークが主体で、スライダー、カーブも織り交ぜる。このほかチェンジアップも投げることができる。速球を最大限生かすには変化球に磨きをかけるしかないし、中6日の先発ローテをこなすにはスタミナや、肩への負担をかけない投球術も求められる。
次回登板は4月3日にロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムで開催される西武戦の見通し。きっと頭の中は、スピードを追求することよりも、いかに勝てる投球につなげるかでいっぱいだろう。
[文:中日スポーツ鶴田真也]
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